大久保智子
OKUBO  Satoko


略歴

2000年 青森県出身
2016年 八戸工業大学第二高等学校 美術コース 入学
2019年 八戸工業大学第二高等学校 美術コース 卒業
     筑波大学 芸術専門学群 入学
2023年 筑波大学 芸術専門学群 卒業
     筑波大学 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 芸術学学位プログラム 構成領域 入学


展示歴

2022年 「SICF 23」出品 (東京 /スパイラル)
       個展「造形ラボ展Vol.2 アミドとイト」(茨城/ 筑波大学附属病院)
    「第 57 回 神奈川県美術展」出品 (神奈川 /神奈川県民ホール)
2023年「第 37 回 八戸工業大学第二高等学校 美術コース作品展」賛助出品 (青森 / 八戸市美術館)
    「筑波大学卒業・修了制作展 2023」出品 (茨城 /つくば美術館)
    「第 58 回 神奈川県美術展」出品 (神奈川 /神奈川県民ホール)
2024年「SICF 25」出品 (東京 /スパイラル)


受賞歴

2022年 「第 57 回 神奈川県美術展」 入選
2023年 「筑波大学芸術専門学群」 優秀賞
          「第 58 回 神奈川県美術展」  奨励賞
2024年 「SHIBUYA ART AWARDS 2023」 入選


制作について

 私は青森県出身で小さな頃から刺し子に親しんでいたため、始めは刺し子の技法を使った平面作品を作ろうと考えていました。しかし、制作の過程で自分の関心が糸の軌跡の面白さにあることに気づき、糸が布の表と裏を行ったり来たりする運動や空間性を思い切り強調することができないかと考えた結果、網戸と糸を使用した立体作品を作り始めました。糸を使用した作品の新たな展開として、2023年頃からは木枠の中に同色の糸数本を等間隔に張り、層状に重ねた作品の制作を始めました。糸が重なることによって生まれるモアレ現象や、色の重なりの美しさを追求しています。
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